日本が長寿国であることは、昔から大豆を多く食べてきた事が要因ではないかと言われています。
大豆食品は、味噌や醤油、豆腐、納豆、きな粉等、誰もが子どもの頃から食べてきています。
大豆には様々な栄養成分が含まれており、特に良質のタンパク質が多く摂れることから「畑の肉」と古くから言われてきました。
ベジタリアンや宗教的な問題からあまりお肉を食べない国でも、お肉や卵の代わりのタンパク源として大豆が多く食べられています。
大豆の主な効果は、コレステロールを減らし、不飽和脂肪酸によって動脈硬化の予防になることから、成人病予防としても積極的に摂りたい食品です。
また、女性に嬉しい栄養素としては女性ホルモンに作用する大豆イソフラボンが含まれています。
ホルモンバランスが整う事によって、更年期障害や月経痛の改善にも役立ち、美容効果も期待されます。
なお、大豆イソフラボンについては、過剰摂取は良くないとされていますので、あくまでもバランス良く摂る事が大切です。
大豆を毎日の食事へ上手に取り入れ、健康や美容に繋がる食生活を心がけましょう。