食事や料理などの食材に含まれる成分で健康を管理して毎日の生活をより良くしよう!

インドで覚えた熱中症対策

今年、冬が長かった、、かと思ったら、あっと言う間に暑くなりましたね。

体がついていかなくて、大変!と言う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

インドに住んでいましたが、一番熱くなるのが5月と6月。
現地の学校も、6月が夏休みです。

停電も多かったので、とにかく、色々な工夫をして、暑さをしのいでいました。
駐在の先輩から、まず伝授してもらった熱中症対策の知恵、本当に助かりました。

●とにかく、栄養をしっかりとる。水分・塩分・糖分を、一度にたくさん食べれなかったら、こまめに摂る。)
●外に出るときは、必ず水を持って歩くこと。のどが渇かなくても、飲むこと。(ポカリスエットを粉末で持って行って、これを溶かして飲んでいましたが、、、ちょっと太ってしまって(笑)、ちゃんと食事をとっているなら、ポカリは、指定の量の倍の薄さで飲むのが良いみたいです。)
●寝不足は厳禁。7時間は必ず睡眠をとる。
●現地の白の服が良い。(インドの夏の服は、風通しが良いからです。真っ白の服は、光を反射するそうです。日本には綺麗な白のレースの刺繍のブラウスがありますよね。風も通すし光も反射しますね。)
●日陰を見つける。(日差しを避ける家のない人たちが、毎年1000人以上熱中症でなくなる国、インド。悲しい事です。お出かけ中も、日傘で顔を守るだけでなく、体中を直射日光から避けられる、木陰などをチェックするのが大切。)

外に出かけるときは、小さいサイズの「パンチ・クール」を持っていると便利です。

これは、スポーツで捻挫したり打ち身をしたときに、
炎症部分を冷やすためのものですが、電車の中などで、
暑くて気分が悪い時に、一発で冷えてくれるので助かります。

首筋にあてると、楽になるアイスノンみたいなものです。

さて、家の中でも、停電が多かったので、対策には怠りませんでした。

●風の通るように、家具を配置する。
●家の周りやベランダに、こまめに水を撒く。
●日差しをさえぎるカーテンをかける。
●ファンは、天井につけるのが良い。(日本では、背の高い扇風機がお勧め)
●家の中でも、水分補給。

日本は、停電もほとんどありませんし、エアコンも省エネタイプの温度が下がりすぎないものが、
たくさん出回っていますね。

無理をしないでエアコンを上手に使うのが、望ましいですね〜。
暑さは目からも来るので、部屋のあちこちに、観葉植物を置いて、目を休ませました。

気持ちからでも涼しくなれれば、、の工夫です。
暑い夏、上手に乗り切りたいです。

余談ですが、インドは化石燃料のない国。ですが、
せっかくのこの暑さをエネルギーに変えることが出来ないか、、という研究も進んでいるそうです。

人間の知恵ってすごいなぁ、、と思います。