夏の暑さや多忙な日々で、疲労を溜めていませんか?
暑さは思った以上に体力を消耗させますし、仕事の疲れは週末に寝溜めをしたからといって簡単に取れるものでもありません。
疲労回復の基本は休養と栄養摂取です。
休養は思うように取れないかもしれませんが、栄養は日々の食事に気をつけて疲労を回復させることができます。
ここで、疲労回復に効く栄養素とそれらを摂取できるオススメの料理をご紹介します。
人の体は通常、三大栄養素ともいわれる脂質、糖質、タンパク質を代謝し、エネルギーとして補っています。
しかし、この代謝がうまく行われないことによって、疲労感が生まれます。
これらの栄養素をエネルギーに変換してくれるのはビタミンB群で、三大栄養素にはなくてはならない存在です。
ビタミンB1は豚肉やゴマ、B2はチーズや卵、ウナギなど、B6はニンニクやマグロの赤身、B12はシジミやアサリ、牡蠣などに多く含まれています。
そこでお勧めの料理は、ニラ玉です。
ニラに含まれるアリシンはビタミンB1を体内に留めてくれる効果があり、卵のビタミンB2と共に摂れば疲労回復効果が高い料理になります。
そして、夏バテ防止のために土用の丑の日に食べるウナギは、夏の疲労回復の理にかなった栄養満点の料理です。
抵抗力を高めるビタミンAや疲労回復に効果のあるビタミンB群がとても豊富に含まれており、カロリーが低いのも魅力です。
お味噌汁にはシジミ汁が良いでしょう。
二日酔いに効くとも言われていますが、ビタミンB12が豊富で眼精疲労を和らげる効果も期待できます。
栄養価を意識した食事を取ることによって、疲れ知らずの体を作りましょう。