ミネラルの効果は主に4つに分けられます。
1つ目は骨、血液など体の構成成分となる作用、2つ目は酵素の働きをサポートする作用、3つ目は体液の浸透圧・pHを調整する作用、4つ目は神経筋肉機能を正常に保つ作用です。
ミネラルの種類によって働きが異なりますがそれぞれ体の機能維持や調整に必要不可欠な栄養素です。
人間の体は必須ミネラルと呼ばれる16種類のミネラルが必要とされており、必要量に応じて多量ミネラルと微量ミネラルに分類されています。
多量ミネラルは細胞の機能を維持するナトリウムやカリウム、丈夫な骨や歯を作るカルシウムやマグネシウムがあります。
微量ミネラルは貧血を予防する鉄、成長を促進する亜鉛やヨウ素などがあります。
ミネラルは体内で作り出すことができないため食品から摂取することが必要です。
ミネラルを多く含む食材はヒジキや昆布、わかめなどの海藻類、レバーをはじめとする肉類、するめいかや干しエビ、カキなどの魚介類、納豆やアーモンドなどの豆類に多く含まれています。
ミネラルが不足すると様々な体調不良を引き起こします。
不足しているミネラルにより不調の種類は変わるため、自分の不調に合わせて食事を選択することが重要です。
特にカルシウムやマグネシウム、鉄は不足している人が多いためそれらのミネラルを含む食材を日常的に食べることがおすすめです。