麹とは米、麦、大豆などの穀物の「麹菌」を繁殖させたものです。
日本の発酵食品の多くにこの麹が使われています。
菌を繁殖させる食材によって麹の種類が変わります。
米麹は米味噌や甘酒、日本酒、塩麹、お酢などをつくる際に使われます。
麦麴は麦みそや麦焼酎などをつくる際に使われます。
麦みそは九州、中国、四国地方でポピュラーな味噌です。
豆麹は豆みそや八丁味噌をつくる際に使われます。
豆みそ、八丁味噌は東海地方でポピュラーな味噌です。
麹は身近な様々食材に使われています。
麴には消化酵素が豊富に含まれており、代謝を促進する働きがあります。
麴に含まれる酵素の力が栄養素を分解し、消化吸収をスムーズにすることで胃腸の働きを助けると考えられています。
麹そのものに消化酵素が含まれているので、醤油や味噌をそのまま摂取する以外にも、塩麹にお肉をつけておくことで、お肉も柔らかくなります。
代謝促進以外にもビタミンの生成や腸内細菌を活発にする効果、デトックス効果など健康にうれしい効果がたくさんあります。
麹は先ほど紹介したように醤油や味噌、甘酒など様々な調味料に使われています。
日常の食事に取り入れやすいものばかリなので、麹を取り入れて、胃腸の働きをサポートしたり、疲労回復効果、美容効果などを実感してみてください。